美語研修®「人間力向上講座」とは
人間力向上講座
(目的:どういう人生を送りたいか)
①人間力とは目標を達成するために周りに働きかけ、巻き込みながら物事を先に進める力のこと。文字通り、人に対して何らかのプラスの影響を発揮し、周囲に「あの人の言うことなら聞こう」と思わせられる人を「人間力がある」と評するケースが多い。
ただ対人影響力は単一のものではなく、さまざまなスキルで構成されている。
人間力とは平成15年内閣府による「人間力戦略研究会」が設置。
「人間力に関する明確な定義はないと前置きしたうえで「社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」が人間力であること、3つの要素「知的能力要素」「社会対人間関係要素」「自己制御的要素」を定義。
▼逆境に打ち勝つ力(恐怖心を克服する=平常心でいるため)のメンタルスキルを身につける
①知的能力的要素……知識の応用
「基礎学力」や「専門的な知識」「論理的思考力」
・情報を収集し、論理的、分析的に表現する「創造力」
・新しい価値や新たな行動を生み出す
②社会・対人関係的要素……対人能力
「コミュケーションカ」
・異なる文化・世代の人たちとともに理解し合う
「リーダーシップ」
・チームを目標達成に導く
「公共心」「規範意識」「相互啓発力」
・他者を尊重し、切磋琢磨しながらお互いを高め合う力
③自己制御的要素……コントロール能力
「意欲」・就業・社会参加・目標に対する意欲
「忍耐力」・信念を持って粘り強く取組む力
「自己受容・自己実現力」自分らしい生き方や成功を追求すること
②人間力が求められる理由・必要性
組織において
社会やビジネス環境が複雑化し、人と人とのつながり(意思疎通·相互理解)がますます重要になっているため。
コミュニケーション力やリーダーシップ力を持つ人材が企業の成長や変革に不可決な存在となっており、人間力を高める重要性が増している。
また、組織は個の集合体である。それぞれ個人の持つ人間力(個人)が高ければ高いほど周りに影響を与え合い、受け合いながら確実に組織は成長をしていく。
今後はますます「個の在り方」が問われその人その人の人生の楽しみ方、生き方が多様になる。そのために各々が「存在価値」「存在意義」を持つことが生きがいになると思われる。
人間力とは平たくいうと総合的にレベルの高い人が持っている力と言っても過言ではない。それは自らが望んで手に入れてきた力(様々な能力)のように思われるが、うまく行っている時の進め方はもとより、逆境=うまくいっていない時にいかに、その人が乗り越えてきたのかということの方が価値があると考えられる。
そのようにして1つ1つ乗り越え、克服してきた力こそが人を魅きつけ尊敬に値する人物とする力であり、内面に秘められたものが外見(存在感、オーラ、圧倒的なもの、神々しさ)に表れているように感じられる。
上記のような特別感はなくても、組織での日々の在り方として、高い生産性を保ち、ミスの少ない環境を保つためには、1人1人の人間力の高さが必要となる。
従って、(実務能力は当たり前に身につけ、尚かつ)総合的な能力を高めることが大切である。
それは企業(会社)にも喜ばしいことであり、本人にとっても喜ばしいことである。
「価値あるわたし」に成長することである(美語研修Ⓡ)。
人間力は、組織の中でも必要だが、趣味やプライベートなどの自己成長、または、作家、芸術活動・ボランティアにおいても、人と人とが関わる世の中である上では欠かせない能力だといえる。
人はあらゆる行動や活動をしている中で、必ずその人らしさというものが垣間見られる。人間性は作品や言葉じりににじみでるものであり、一瞬の表情・動作に表れてしまうものでもあるからである。
③人間力の高め方
→ 経験値を増やす、(目の前の課題を)懸命にとりくむ
・日々の生活の送り方、毎日のつみあげが人生
・個々により目標設定や人生の目的が異なるため「なりたい自分」「理想の姿」を
イメージすること←先取りしてそのように振る舞う
・知識を生かして自分で考えて行動し、結果を出す
・意識して生活をすること
④人間力の高い人の特徴
→ 動じない人、自分の人生を生きている人
しなやかでねばり強い総合的な力を持っている人(第一印象含め)
・精神力(心身合わせもった強靭性):自信がある人(と見られる)
・思慮深い(思いやり、洞察力、察する力、(気づかい、心づかいなど)配慮
・余裕がある(優しさ・度量の大きさ、豊かさ、ユーモアのセンス、逆境を楽しむ)
・感情のコントロールができる(律する心、客観視・遂行力・意思の強さ)
・向上心がある(好奇心、努力する心、学ぶ姿勢・意欲)
・感謝の気持ち(全てが有難い、当たり前はひとつもない)
・素直な心(伸びる秘訣、人から好かれる、協力者が増える)
・謙慮な姿勢(自分の力ではない、おかげさま、人を立てる、反省)
・感じる心=感受性(情熱・パッション・共感性、共調性)
・行動力(創造力・勇気・ストレス耐性)
・対人能力・集中力・諦めない心・繰り返しができる=上積みができる=継続力
・己を知る(自分の立ち位置からの言動、自分を客観的に理解する、現状を冷静に見ることができる
・かけひき・相手をみる力・計画性がある・想像する・イメージカ・体が資本(体力)
↓ビジネスにおいて発揮
対人影響力が優っている
☆「目的を達成するために周りに働きかけ、巻き込みながら物事を先に進めること。
人に対して何らかのプラスの影響を発揮し、周囲に「あの人の言うことならば聞こう」と思わせられる人を人間力があると評するケースが多い。
対人影響力は単一のものではなく、さまざまなスキルで構成されている。
例えば熱意をもって相手を説得する力、論理的に筋道を立てて物事を説明する力、明確な目的を示し巻き込む力など。
周りに影響力を与えるには「相手を知る」ことも必要なので、豊かな感受性や思慮深さ・己を知ること・感情のコントロールも構成スキルの1つ。
困難に立ち向かう力
☆目的に到達(目標達成)するために困難な環境でも突き進むためには、精神力やストレス耐性、感情のコントロール、目的のための意識づけ、遂行する力余裕・体力・精神力が必要になる。